第５日	ガルミッシュ･パルテンキルヒェン〜ツークシュピッツェ

ツークシュピッツェを見上げる


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ホテルの窓から

きょうはドイツ最高峰、ツークシュピッツェに上る。一番重要なお天気は、信じられないくらいの快晴！ 　今まで、晴れの日でも、早朝はどんよりして霧がかっていたのに、もう、朝から天気が良いのだ。 　ホテルを午前８時ごろ出発して、ガルミッシュ・パルテンキルヒェン駅(ツークシュピッツェ鉄道駅)まで歩いていく。

電車でグライナウ駅まで行き、そこからアプト式（歯条式）の登山電車に乗り換え、アイプ湖駅へ。 　元鉄道少年の飼い主は、電車を見ると目の色を変えて、写真撮りまくり！

アイプ湖はちょうど標高1000メートル。そこからツークシュピッツェの山頂（2964メートル）まで、約2000メートルを一気にロープウエーで上る。 　こんな切り立った崖のような山に、ロープウエーを造ったのもすごいが、もっとすごいことに、アイプ湖と山頂の両駅間にはたったの２本しか支柱がない！！ 　写真は山の上から見たロープウエー。アイプ湖も見える。

あっという間に(約10分)山頂に到着した。展望台から大パノラマを満喫！ 　自然のものすごさ、素晴らしさを実感する。 　山頂は夏でも氷点下と聞いていたんだけど、アイプ湖駅での情報によると「＋４度／歩くと暑い／視界100キロ」！！！　絶景に興奮していたこともあって、セーターとウインドブレーカーでも全然寒くなかった。 　最初のうちはガスが出ていたけど、途中からすっかり晴れて、もう、表現出来ない美しさ！　写真ではその10分の１も伝えられないけど、是非見てね。

スイス側の風景。遠くにマッターホルン（右端）も見えた

こちらはオーストリア側。左端は虹色の輪の中に自分の影が見える「ブロッケン現象」 その後、ガスが消え、アイプ湖がきれいに見えるようになった（右から２枚目） 右端はオーストリア側から見た展望台。奥に山頂を示す十字架が立っている

名残を惜しみつつ、来た時のルートを帰る。鉄道から見えるふもとの風景も美しく、かわいらしい。